ハースF1チームのプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、F1スペインGPで投入したアップグレード自体はしっかりと機能しているとし、改めてピレリのF1タイヤを非難した。前戦F1カナダGPでは、ロマン・グロージャンが14位、ケビン・マグヌッセンはウィリアムズのジョージ・ラッセルの後ろの17位でフィニッシュするという厳しい結果に終わった。
多くのチームと同じようにハースF1チームはロングランでのタイヤのマネジメントに苦戦を強いられている。現在、タイヤをうまく使いこなせているのはメルセデスだけとなっている。ギュンター・シュタイナーは、マシンの問題は解決していると考えており、改めてタイヤを非難した。「アップグレードは非常にうまく機能している。すべてが計画通りに進んだ。クルマのペースに問題はない。とにかくタイヤをもっと理解する必要がある」「残りのシーズンでもっと多くの開発を投入していく。それらはバルセロナでのアップグレードパッケージほど大きくはないが、いくつか小さなものを控えている」昨年、ハースF1チームはルノーとコンストラクターズ選手権4位を争ったが、2019年にはそれを実現できていない。現在、トロロッソ・ホンダから1ポイント差の8位に沈んでいる。「獲得すべきポイントという点で我々は明らかに遅れをとっているが、何らかの理由で獲得できなかった。獲得するべき正しいタイミングでそこにいなかった。今、我々がやらなければならないことは、袖をまくって、シーズン最初の3分の1で失ってポイントを取り戻すためにいさらに努力することだ」
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