ハースF1チームのチームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、マクラーレンで苦戦を強いられているフェルナンド・アロンソは他チームのパフォーマンスを判断する立場ではないと非難した。Q2終了間際、ケビン・マグヌッセンはアウトラップのパラボリカでフェルナンド・アロンソをオーバーテイク。しかし、同じくアタックを開始したアロンソは1コーナーでオーバーテイク仕返し、ほぼ接触のような状況に。結局、二人ともタイムは更新できず、Q2でノックアウトとなった。
予選後、フェルナンド・アロンソはリポーターに「ドライバーにはクラスがたくさんあるし、グリッドで3番目か4番目にベストなクルマであるハースの1台がQ2で敗退した」とコメント。「彼は悔しかっただろうね。チームメイトのポジションを見れば、彼はQ3に進めたはずだからね」このフェルナンド・アロンソの発言について質問されたギュンター・シュタイナーは「フェルナンドはマクラーレンで走っていた。マクラーレンはQ1から抜け出すために戦っているべきではない」と Autosport にコメント。「私は彼をそこから助けてあげることはできない。私はその決断をしなかった」「彼は他人のことではなく、自分のことを話したほうがいい。人生の素晴らしい出発点だ」ケビン・マグヌッセンのチームメイトであるロマン・グロージャンは、Q3進出を果たして6番グリッドを獲得している。フェルナンド・アロンソは、マクラーレンのストレートスピード不足を考えれば、今週末のモンツァでも苦戦を強いられることになるだろうと語っている。「彼ら(ハースのドライバー陣)がフェルナンドの後ろで出ていくのを目にした。『さあ行くぞ』という感じだった。だが、何も言いたくはないものだ。妄想のように思えるからね。だが、出来事が起こった」「そこには傾向があると思うが、アロンソには失うものが何もなく、我々には失うものがある」「今日は彼のベストデーだったが、彼らは我々を捕えることはできなかった。最高のスリップストリームがあっても彼は捕えることは不可能だった」フェルナンド・アロンソとケビン・マグヌッセンは、今年のF1イギリスGPを含めて何度か口論になっている。ギュンター・シュタイナーは、今回の予選でフェルナンド・アロンソが他のドライバーと類似した状況に陥っていた場合、同じような反応をしていたかどうかは答えられないと語る。「他の誰かに対しても同じような反応をしていたかどうかは疑問だ」「そうだね、彼は文句を言っているし、みんなに不満を言っている。そうやって彼は罰を逃れる」予選後、国際映像にはギュンター・シュタイナーとマクラーレンのCEOであるザク・ブラウンは言い合いになっているようなシーンが映し出された。しかし、ギュンター・シュタイナーは“非常に礼儀正しい”会話だったとし、“戻ろうとしていたときに彼が来るのが見えた”ので会話をしただけと述べた。二人のインシデントは審議対象となったが、スチュワードは“どちらのドライバーにも明確に不必要な妨害行為は認められなかった”としてお咎めなしとの判断を下している。2018年 F1イタリアGP 予選 動画OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "V1MzM0ZzE6DL5pKIPiWsBDRx0fc16rh_");});関連:ケビン・マグヌッセン、アロンソに激怒 「さっさと引退しろ」
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