ハースF1チームのギュンター・シュタイナーは、フェラーリとの緊密な提携においてチームは何も間違ったことはしていないと主張する。今年、F1参戦3年目を迎えるハースF1チームは、現在、コンストラクターズ選手権5位に位置しており、中団争いでルノーに次ぐ2位につけているが、その差は21ポイントであり、クラッシュやピットストップのミスがなければ“ベスト・オブ・ザ・レスト”の座を確固たるものにしていたかもしれない。
今シーズンのハースのマシンは、昨年のフェラーリに酷似しており、プレシーズンの時点から“フェラーリのコピー”だと非難されていた。今年はザウバーも好調なパフォーマンスを発揮しており、マクラーレンのフェルナンド・アロンソは“3つのフェラーリチーム”とレースをしなければならないと語っている。だが、ギュンター・シュタイナーは、改めてエンジンサプライヤーのフェラーリとハースの緊密な関係には何も問題はないはずだと語った。「フェアなものだと思っている」とギュンター・シュタイナーは Sky F1 にコメント。「このようにやっていくことはレギュレーションの範囲内であり、レギュレーションは不平を言っている人たちによって作られた」「我々は独自に空力開発を行っており、その意味ではフェアだと思っている。我々は使用できるとルールで明確に定義されているパーツを使用しているだけだ。それについては非常に良好だと感じている」ハースF1チームは、ダラーラがシャシーの製造を担当しているが、エンジンだけでなく、共有できるパーツのすべてにおいてフェラーリから供給されたものを使用している。