周冠宇(アルファロメオF1)は、2022年F1第11戦オーストリアグランプリの予選を18番手で終えた。先週のイギリスグランプリで大クラッシュを喫した周冠宇だが、幸いにも怪我はなく連戦となるオーストリアグランプリに出場許可が下りた。車は大破したため、新たに作り直されたものであり、適応に苦戦したと周冠宇は語る。
「今日は僕にとってかなり苛立たしい一日だった」と周冠宇はコメント。「このようなショートトラップで1周目のタイヤに苦労した。走行の2周目にはタイヤははるかに機能していたけど、ラップタイムはわずかに改善できたものの、それでも望んでいるグリップは得られなかったし、結果としてQ1で敗退してしまった」「もちろん、車は新しく製造されたし、準備して、それに適応するためのセッションが1回しかなかったのも僕にとっては簡単なセッションとはいかなかった」「それでも、車は正常に機能しているように思うし、今日はとにかくパフォーマンスに欠けていた」「全体として2回目のスプリント週末だし、以前のイモラでのスプリントは1周目にリタイアだったのであまり経験がないけど、明日が良い一日になり、ポイントを争えるように日曜日に向けてグリッドを上げられることを期待している」「僕たちにとってすべてがオープンだと思うし、今日何が悪かったのかを理解し、そこから改善しなければならない」