アルファロメオF1チームの周冠宇は、2022年F1開幕戦バーレーンGPの予選を15番手で終えた。中国人初のF1ドライバーとして本国からだけでなく注目を集めている周冠宇。初めてのグランプリでもミスをすることなく堅実な走りを見せており、初のグランプリの予選でQ2進出を果たした。
「最初のレース週末にQ2に進出できて本当に満足している」と周冠宇はコメント。「これはずっと僕の最初の目標だったし、プラクティスセッションで車がどのように機能するかを見た後、最初のレースでこのボックスをクリアすることは本当に望んでいたことだ」「今夜に向けていい準備ができていることは分かっていたので、午前中はとてもリラックスしていたけど、良い結果が得られると分かっていたとしても、やっぱり少しプレッシャーはあった」「Q2に到達してそのプレッシャーはなくなったし、ラップですべてを出し切ることができた。残念ながら、僕のベストのアテンプトは抹消されてしまった。リプレイを見たけど、本当にぎりぎりだった。それによって1つの順位を失ってしまったけど、それでも良いポジションにいる」「明日に向けてポジティブな点はたくさんある。今週末のセッション毎の進歩には満足している。予選中であっても、セッションが進むにつれて多くの進化があったし、学習が止まることはない」「最初のレースの目標は定めてない。テストでのレーストリムが良かったので、前進して、順位を上げるチャンスはあると思う。みんなが家で見守ってくれることは知っている。たくさんのサポートを得るのは素晴らしいことだ。彼らとチームのために全力を尽くしたい思う」