ロマン・グロージャンは、負傷したホーピン・タンの代役として今週末のベルギーGPにDAMS GP2チームに出場する。ルノーのリザーブドライバーであるホーピン・タンは、ハンガリーGPでARTのジュール・ビアンキと接触して背中を負傷。結果として、ドイツGPにDAMSでジェローム・ダンブロシオの代わりに出場した元ルノーF1ドライバーのロマン・グロージャンが代理を務めることになった。
「怪我をしたドライバーの代理を務めるのはあまり嬉しいことではないし、ホーピンがすぐに回復することを心から祈っている」とグロージャンは語る。「彼の復帰を待つ一方で、一カ月前のホッケンハイムでドライブしたDAMSチームに手を貸すことができることを嬉しく思う。ドイツで僕たちはとても速かったけど、運が味方してくれなかった。ベルギーは僕たちの協力を基にして、有望なパフォーマンスをポイントに替えるチャンスだと思う」ホーピン・タンは、怪我から順調に回復しているが、怪我の性質上、コックピットに戻る前にイタリアGPに向けて医師の再評価を受ける予定となっている。「ブタペストから戻った数日後に、再びゆっくりとトレーニングを開始した」とホーピン・タンはコメント。「経過は順調だし、背中の痛みもなくなっているけど、週の始めに行われた検査では骨折が100%治っていないことを示していた。今クルマに戻るのはあまりに危険だ。もちろん、がっかりしているけど、フィジカルの回復プログラムを続けているし、まもなく戻れることを期待している。DAMS、ジェローム、ロマンがサクセスフルな週末を過ごすことを祈っている」
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