ロマン・グロージャンは、F1時代とは異なり、ライバルと対等な立場でレースができるインディカーを楽しみにしていると語る。2021年のインディカー・シリーズは、今週末アラバマ州バーミンガムのバーバー・モータースポーツ・パークで開催される。昨年までハースF1チームのドライバーを務めていたロマン・グロージャンは10年ぶりにはるかに平等なフィールドにいるという考えを楽しみにしている。
「トップドライバー、トップレベル、トップレースが集まる素晴らしいシリーズだと思う。友人、競争相手とはるか同じツールで戦うチャンスがある」とロマン・グロージャンは RaceFans に語った。「最後に他と同じツールを使用する機会を得たのは2011年のGP2だった。F1で数回勝利に近づいたけど、ライコネンとベッテルがすべてを支配していた時代でもあった。数回近づいたけど、毎戦ベースではなかった」インディカー参戦のためにアメリカに移ったロマン・グロージャンだが、2022年に2年目のシーズンを迎えるかどうかはまだわからないとし、まずは2021年に経験を楽しめると見てみたいと語る。また、ロマン・グロージャンは、F1キャリアの間にタイトルに挑戦できるマシンを運転することができなかったことを後悔していると明かす。F1で10回の表彰台を獲得したロマン・グロージャンは、かなり多くの時間を家族と離れて過ごすことになる。35歳のロマン・グロージャンはオーバルで戦うことはないため、今シーズンの17レースのうち13レースに参加する予定となっている。「将来のための直接的な答えはない」とロマン・グロージャンは語った。「想定でしか伝えることはできない。アメリカでの時間を楽しんで、素晴らしい仕事ができて、これが自分のやりたいことだと感じて、うまくレースをして、きちんと仕事をすることができれば、絶対に残りたいと思うだろう」「現時点では、それは挑戦だ。多くの側面に取り組んでいる。新しいカテゴリーであり、僕にとっては移動が多い。家族はヨーロッパに滞在している。一か月くらい彼らに会えないこともあるだろう。父親にとってはかなり難しいことだ」「でも、僕はそれにトライする準備ができている。すべてがうまくいけば、私は本当に楽しいと思うし、ここで将来素晴らしい機会を得られうだろう。みんなを連れてきて、ここで数年を楽しむことができばとてもハッピーだ」「僕は35歳なので、まだレースをする時間がある。スコット(ディクソン)は40歳、ウィル・パワーは40歳、セバスチャン(ブルデー)は42歳だ。彼らは今でも本当にいいレースをしている。まだ自分には数年残っている。ここで楽しむことができ、自分が探していたものであれば、とどまるかもしれない」
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