ロマン・グロージャンは、将来のある時点で彼にとって最初のF1チームであるルノーF1に復帰することに興味があると語る。ロマン・グロージャンは、2009年シーズン途中にルノーでF1デビューを果たしたが、印象を与えることができずにシートを維持することができなかった。しかし、2012年に当時ロータスF1として知られていたチームから2回目のチャンスを与えられ、4シーズンで10回の表彰台を獲得した。
2016年に新規参入を果たしたハースF1に移籍して現在までシートを維持しているロマン・グロージャンだが、契約は今シーズン末に満了する。2021年のシリーシーズンは大きな動きが予想されており、グロージャンは他チームのシートにもオープンだと語る。「いくつかサプライズがあった。大きなものはセバスチャン(ベッテル)だね。僕ならおそらく違う選択をしただろう。でも、理解はできるし、見ていて楽しかったよ」とロマン・グロージャンは ESPN に語った。「カルロス(サインツ)はフェラーリに行き、その後マクラーレンに良いシートがあった。それはリカルドにとって素晴らしい機会だったけど、それでもルノーには将来的に魅力的なシートが1つある」「でも、予算上限によって、もっと多くのチームが素晴らしいものになることを期待しているし、冬季テストで見たレーシング・ポイントはとても良い道を進んでいると思う。彼らは非常に競争力があるし、メルセデスと素晴らしい仕事をしてきた。将来的に探すべき良いチームがいくつかある」「ドライバーマーケットは興味深いものだった。残っているシートはいくつかあるけど、誰もが少し時間をかけて検討していくことになると思う」現在、ロマン・グロージャンの元所属チームのルノーF1のシートに空席ができている。ダニエル・リカルドがマクラーレンに移籍することで、チームは後任を探している。ロマン・グロージャンは、ルノーF1への復帰は魅力的な選択肢だと語る。「素晴らしいストーリーになるだろう。僕はエンストンで10年間過ごしたし、彼らは僕のキャリアのほとんどの資金を提供してくれた。それにエンストンの最後の表彰台は私が獲得たものだ!」とロマン・グロージャンは語る。「あそこに戻るのは素晴らしいことだと思うけど、ハースに留まったり、別のチームを試すのも素晴らしいだろう。まだレースはしていないけど、僕たちはすでに来年の話はしている。ちょっと変な感じだね」「でも、6月中旬から7月初旬にかけてシリーシーズンが始まるし、どうなるかはわかりません。まずはレースに戻って、マシンの動作を確認したいと思う」「自分のベストを尽くして、自分がまだ望んでいるレベルにあるかどうかを確認してから、話し合いを始めて、自分たちに何をできるかについて見ていくことになるだろう」