ハースF1チームのロマン・グロージャンは、F1を改善してレースをもっと厳しいものにする方法のひとつとしてレース中の給油を復活させることを挙げた。メルセデスのルイス・ハミルトンは、以前のF1は“男のスポーツ”だったが、今ではそうではなくなってしまったとし、「今はレースをやっても、その後にもう2~3レースすることができると思ってしまう。F1はそういうものであってはならない」と不満を述べている。
「最近、友人たちとゴーカートのレースをした。ギアシフトが付いた125ccのマシンでね。F1レースの後よりもはるかに疲れたよ」とロマン・グロージャンは Ekstra Bladet に語った。「その理由は、ずっと攻め続けなければならないからだ。でも、F1では燃料やタイヤをセーブしながら走っている。バルセロナではマシンの能力の50%で走っているように気がしたよ」「レースが予選のような感じだったら、最後には僕たちの首は完全に駄目になっていると思う。疲れきって集中力も失わっているだろう。でも、コンスタントに燃料やタイヤをセーブしながら走っているので、僕たちにとってはそれほど大変ではない」ロマン・グロージャンは、そのような状況を変え、F1レースをもっと厳しいものにする方法のひとつとしてレース中の給油を復活させることを挙げた。「レース中の給油が復活すれば、スタート時に100kgも燃料を積んで走る必要はなくなるし、30~40kgくらいでよくなる。そうすれば、少なくとも1周あたり2~3秒は速く走ることができるだろうし、もっと大変になるだろう」
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