ハースF1チームは、まだロマン・グロージャンの去就について口を濁している。ケビン・マグヌッセンは少なくとも2019年はハースに残留すると考えられており、ハースF1チームのチームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーも、ハースはマグヌッセンが実力を発揮できるようにマクラーレンやルノーよりも良い仕事ができていると認める。
「それに関してはジーン・ハースに感謝しなければならない」とギュンター・シュタイナーは Auto Hebdo にコメント。「ジーンは、人々に行動して考える空間を与えることを好んでおり、それがケビンの助けになっている」一方、ロマン・グロージャンに関しては厳しいシーズンを過ごしている。オーストリアGPで4位、ドイツGPで6位、ハンガリーGPで10位と単発では結果を出しているロマン・グロージャンだが、その間のイギリスGPでは不用意なクラッシュリタイアを喫するなど今シーズンはミスや接触が目立っており、開幕9戦ではノーポイントが続いていた。ロマン・グロージャンのシートには、セルジオ・ペレスやシャルル・ルクレールといったドライバーが後任に噂されている。「未来については話したくない」とギュンター・シュタイナーは語る。「この問題は夏休み後に検討していくことになるだろう」「人間レベルでロマンに多くの敬意を抱いている。3年前に我々に加わるというリスクを冒したのは誰か? 彼は我々、そして、我々のプロジェクトを信じてくれた」