ハースF1チームのロマン・グロージャンは、母国レースとなる次戦F1フランスGPにむけてスペシャルヘルメットを用意した。今年、F1フランスGPが10年ぶりにF1カレンダーに復活。6月24日にポール・リカールで決勝が行われる。近年、ポール・リカールは、F1ではテストトラックとしては使用されているが、グランプリ開催は28年ぶりとなる。
2009年のヨーロッパGPでF1デビューを果たしたロマン・グロージャンにとって母国の観客の前でレースをするのは初めてとなる。ロマン・グロージャンはスイス生まれではあるが、フランスとスイスの二重国籍を持っており、フランスのライセンスでレースに参戦している。ロマン・グロージャンは、自身のInstagramでF1フランスGPにむけてスペシャルヘルメットを公開。クローム塗装が施されたヘルメットは、赤・白・青のトリコロールカラーが施され、背面にはポール・リカール・サーキットの場所を表す“ル・カステレ 2018”のワードとともに自身のアニメ風イラストが入れられている。最近のルール変更により、F1ドライバーは小さな変更を除いて、シーズンあたり1回に限りヘルメットデザインの変更が許されており、通常、母国グランプリやモナコGPなどをその機会として利用している。ロマン・グロージャンは、ウィリアムズのセルゲイ・シロトキンとともに今年まだポイントを獲得できていない。