F1日本GPのフリー走行でもブレーキ問題に見舞われたロマン・グロージャンは、ブレンボのブレーキには問題が“多すぎる”と苦言。“危険だった”と述べた。ロマン・グロージャンは、フリー走行1回目に鈴鹿サーキットのデグナーでコースオフ。無線でのフィードバックを和らげるつもりだと述べていたにも関わらず、午後にも安定しないブレーキに“sh*t”の言葉を抑えることができなかった。
F1マレーシアGPをブレーキ故障でリタイアしているロマン・グロージャンは、怒りの矛先はハースではなく、ブレーキ供給元のブレンボだと説明した。「320km/hで走っていて、ブレーキが機能しないとき、どうやって反応する?」とロマン・グロージャンはコメント。「危険だった。そうだね、受け入れられないことだ。チームに対してではない、サプライヤーに対してだ」「前回のレースでは何も起こらずに逃れることができて幸運だった。そして、ここでもブレーキが機能しなかった。ちょっと多すぎでしょう」ブレーキ問題の多発によって、ロマン・グロージャンはブレーキングにためらいがちになっていると認める。「そんなのは理想的ではない。でも、ブレーキングゾーンの最後の5メートルで攻められない。予選は異なるストーリーだけど、フリープラクティスでは慎重にならざるを得ない」「ウェットになるかもしれないし、正しい解決策を見つけるのは難しいかもしれない。明日にむけてそれを変えることができて、もっと良くなることを願っている」