ロマン・グロージャンは、F1シンガポールGP初日を“F1キャリアで最悪の金曜日”だと嘆いた。ロマン・グロージャンは、フリー走行1回目ではエンジンインレットの空気漏れによって2周のインスタレーションラップ以外はガレージで過ごすことになり、2回目のフリー走行では予定よりも前倒しでレース用エンジンを搭載することになった。
だが、フリー走行2回目では45分が経過した頃に最終コーナーでスピンしてウォールに接触。リアウイングが激しく損傷。また、フロアとリアサスペンションも交換の必要に迫られ、ロマン・グロージャンの金曜日は終わった。ハースは、F1シンガポールGPにウイング、フロア、ブレーキダクトを含めたアップグレードパッケージを投入したが、ロマン・グロージャンはそのゲインを感じることができないまま一日を終えることになった。トップから4.2秒遅れの19番手でセッションを終えたロマン・グロージャンは「あのような金曜日は経験したことがない」とコメント。「午前中にパワーユニットに問題が発生し、午後も出て行ってすぐにクルマを快適に感じられなかった」「ブレーキに問題を抱えていて、スタビリティに問題があった。結局、スピンしてしまった」「新しいパーツをバック・トゥ・バックでテストすることができんなかったのでかなりトリッキーだ」「クルマの何が変わったのかわからないけど、僕に合っていないのは確かだ」ロマン・グロージャンは、新しいパッケージで走るよりも、試験済みの信頼されたパーツにも戻すかもしれないと述べた。「アップデートにはいくつか疑いがあるし、やるべきことがある」とロマン・グロージャンは述べた。「チームのみんながデータに取り組んでいるし、それ次第では、明日いくつかのものを元に戻すことに決めるかもしれない」「とにかくクルマはいくつかの場所でとても怪しかったし、とても予測しづらかった。それがアップデートに関連するものなのか、僕たちが抱えていた他の問題に加わったものなのかはかわらない」モンツァではエステバン・グティエレスがQ3に進出しているが、今週末もトップ10入りする望みはあるかと質問されたロマン・グロージャンは「やってみるつもりだ。いくつか摩耗が得られて、良い予選ができればいいね」
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