ロータスのトラックサイド・オペレーションズ・ディレクターを務めるアラン・パーメインは、ロマン・グロージャンが、フリー走行1回目をジョリオン・パーマーに譲ることで、パフォーマンスよりもプライドを傷つけていると考えている。GP2チャンピオンでロータスのリザーブドライバーを務めるジョリオン・パーマーは、今年ここまで5回のグランプリのフリー走行1回目にロマン・グロージャンのマシンをドライブ。引き続き、少なくともF1イタリアGPまでは全てのレースでまたフリー走行1回目を担当することになっている。
ロマン・グロージャンは、全てのセッションを走っているパストール・マルドナドと比較して、レースへの準備に影響が出ているとの不満を述べている。しかし、走行不足がロマン・グロージャンに傷つけているかと質問されたアラン・パーメインは「私はそうは思わない。彼の実際のパフォーマンスというより、むしろ彼のプライドを傷つけているかもしれない」「FP2での彼の走行を見てみて欲しい。FP2で出て行き、パストールよりも速くはしるのは、ちょっとした精神的なものだ」アラン・パーメインは、ロータスのそのような取り決めに良い印象を与えていないと認める。「もちろん、ロマンには金曜日に走行を失うことによるフラストレーションがある」「フラストレーションのいくらかはそのイメージによるものだと思うし、我々の誰もそのようなことは好んではいない」「むしろ我々は非常に資金のあるトップチームの種類に入る」「ジョリオンは、テストを通じて優れたフィードバックを与えてくれているし、彼は非常に優秀で落ち着いており、それを通して働くことに非常に満足している」「彼はチームにとって喜ばしい新メンバーだ」
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