ロマン・グロージャンは、F1アブダビGPの決勝レースで20グリッド降格ペナルティを科せられることになった。ロータスは、ロマン・グロージャンのマシンに6基目のエンジン、ターボチャージャー、MGU-Hユニットを搭載することを決定。レギュレーションでは、各ドライバーはシーズンにつき、5基のエンジンと関連するパワーユニットパーツの使用しか許されておらず、ロマン・グロージャンはそれぞれの制限を上回ることになった。
ロマン・グロージャンには20グリッド降格ペナルティが科せられるが、20台で争われる予選でポールポジションを獲得する可能性は低く、FIAは残りのポジション分をタイムペナルティとして科すとした。FIAは、ロマン・グロージャンは、ペナルティ未消化分が5グリッド以内の場合は5秒加算、6〜10グリッドの場合は10秒加算、予選で10番手〜20番手だった場合は、ドライブスルーペナルティを科すことになると述べた。さらにその他のペナルティで20グリッドを超えた場合は、10秒のストップ&ゴー・ペナルティが科せられる。しかし、ロマン・グロージャンは、予選に参加せずにピットレーンスタートをするという戦略を選ぶつもりはないと述べた。「理想的ではないけど、新しいエンジンなので、100%フレッシュだし、ここはロングストレートがかなりたくさんあるので、ちょっとは助けになるかもしれない。それに今回のレースはソフトとフーパーソフトだ。様子をっみてみよう」