ロマン・グロージャンの2015年のロータス残留は不確実な状態となっている。今年、パストール・マルドナドが、PDVSAを持ち込んでウィリアムズからロータスに移籍した際、複数年契約を結んでいたことはすでに知られていた。今週、ロータスはパストール・マルドナドが2015年もチームに残留することを発表。だが、もう一人のドライバーであるロマン・グロージャンには触れなかった。
ロータスのチーム代表ジェラルド・ロペスは「あまり多くを語るつもりはないが、今季も半分が終了するにあたり、2015年のドライバーラインアップの50%は明かそう。来年もパストールは我々と共に参戦する」と述べた。今季、ローマン・グロージャンは8ポイントを獲得しているのに対し、パストール・マルドナドがまだロータスでポイントを獲得できていない。しかし、ジェラルド・ロペスは「今シーズンこれまでに経験した困難にもかかわらず、彼はチームとしての真のポテンシャルを理解し、我々も彼のドライバーとしてのポテンシャルを理解している。共に最高の結果を残したい」とパストール・マルドナドについて語った。対照的に、ロマン・グロージャンの将来は不確かであり、2015年のロータス残留に苦労するかもしれないとみられている。ロマン・グロージャンのマネージャーを務めるエリック・ブーリエは、現在マクラーレンのスポーティングディレクターを務めている。また、ロータスは2015年からメルセデスのエンジンに変更すると噂されており、ロマン・グロージャンに強くリンクされているルノーとトタルのパッケージは来季のロータスのパッケージの一部ではないと考えられている。「僕は長くここにいるし、チームのことをよく知ってる。でも、僕はレースに勝ちたいし、状況はオープンだ」とロマン・グロージャンは述べた。関連:ロータス、2015年のパストール・マルドナドの残留を発表