ロマン・グロージャンは、今のロータスに足りないものはパワーだと語った。F1スペインGPで8位フィニッシュし、ロータスに今季初ポイントをもたらしたロマン・グロージャンだが、予選では5番手につけており、パワーユニットに問題が発生しなければもっと競争力のあるレースができたと考えている。
ロマン・グロージャンは、ロータスがようやくシャシーを理解してパフォーマンスを引き出せるようになっており、パワーユニットからさらにパワーを発揮できるようにルノーと燃料サプライヤーのトタル(Total)に期待していると述べた。「僕たちに必要なのはパワーだと思う。簡単だとは思っていないけどね。あともう20馬力が得られれば、ラップタイムは速くなるだろうし、ギャップもこれほどではなくなるはずだ」「僕たちはそこに取り組んでいるし、トタルは本当に素晴らしい仕事をしてくれている。彼らが投入してくれた燃料はこれで3つ目だ。優れた燃料は特定のマッピングで機能するようにエンジンにマージンを持たせてくれる。マッピングが良ければパワーなど様々なゲインが得られる。エンジンの冷却方法などの面でも、エンジン、燃料、クルマが一体にならなければならない」ロマン・グロージャンは、F1スペインGPでの改善は複数の異なる部門の作業によるものであり、さらに力を出せると自信を見せた。「いろんな部分があともう少しのところにいる思う。エンジンとシャシーの両面からクルマを理解しようと懸命に作業をしている。クルマのスタビリティと空力は改善できているし、サスペンションとメカニカルグリップも良くなった」「進行中の作業もある。まだまだやれると確信している。スペインでトップ5に戻れたことは嬉しかったし、レースでもポイントを争えた。今やっているような形で開発を続けられることを願っている」関連:F1:燃料開発が新たな技術開発の鍵に
全文を読む