ロマン・グロージャンは、2014年の新しいドライビングテクニックに“ちょっとフラストレーション”を感じているが、ドライバーは適応しなければならないと主張する。F1オーストラリアGPではリタイアを喫したロマン・グロージャンだが、2014年のF1マシンは“30%”でしか走れないときもあり、以前のシーズンよりも楽しさは少なくなっていると感じていると述べた。
「正直、以前ほどあまり楽しくはない」とロマン・グロージャンはレースでのドライビングについてコメント。「エネルギーのリカバリーに関して、対処し、最適化しなければならないことがたくさんある。以前のようにグランプリ全体で90%で走ることはできないし、今は30%でしか走れないときもある」「とにかく僕たちはそれに慣れなければならない。勝ったときは楽しいだろうけど、リタイアしたときはそうではない。現時点でドライバーとしてちょっとフラストレーションを感じているけど、それがルールだし、それらを最大限に引き出して適応していくつもりだ」オーストラリアで難しい週末を過ごしたロマン・グロージャンは、週末はテストセッションの延長だったと認めるが、次のマレーシアGPの週末は状況は改善すると確信している。「メルボルンでのレースは、基本的にいい感じの長いテストだった。スタッフにとっては簡単ではなかったけど、僕はレースで多くのラップを走れたことに満足している。有益なデータを収集することができたし、これからそのデータを使って改善していく。セパンで素直な週末を過ごし、フリープラクティスできちんとしたスケージュールで作業をして、それを予選やレースに利益を持たすことが今の目標だ」