ロマン・グロージャンが、F1日本GPにむけて鈴鹿サーキット、そして日本の印象を語った。鈴鹿はいかがですか?これを言う人は初めてではないとわかっているけど、鈴鹿は間違いなく一年でお気に入りのサーキットだ。全てのドライバーがレースになんらかの特別な理由を持っている。ホームグランプリだったり、初優勝だったり。でも、大部分のレーサーに聞いても、この場所にはちょっと違う何かがあると言うだろう。トラックを走るのは3回目だけど、韓国でチェッカーフラッグが振られてからずっと楽しみにしていた。シンプルに素晴らしいよ...
なぜ、みんなこのサーキットに夢中になると思いますか?ドライバーがクルマに対しての感情を表せるトラックだ。コーナーのコンビネーションがかなり厳しくて、休む暇がないだけでなく、流れが一体化しているレイアウトなので、小さなミスもタイムに大きな差が出てしまう。うまく走れたときの気分は素晴らしい。うまくいかなくても、決められるまで何度もトライし続けたいと思うんだ。各シークエンスがそれぞれチャレンジングだし、良いラップをまとめるためには完璧なバランスを見つけなければならない。全てのトラックが挑戦的だけど、鈴鹿はドライバーのスキルが試され続けるし、それが走るのを素晴らしいものにさせているんだと思う。日本自体は?鈴鹿自体は、国のより活気のある場所からかなり離れているけど、人々、文化、そして、もちろん食べ物など、全てが本当に魅力的だ。もう少し日程をかけて探索したい場所だね。日本のファンも言及しないわけにはいかない。彼らは、1年に一度の週末にドライバーへのサポートを示してくれてアットホームな雰囲気を作ってくれる。僕たちの全員が、小林(可夢偉)が地元の観客の前でF1初表彰台を獲得した去年の大騒ぎを忘れられない。韓国までずっと耳鳴りがしていたよ。信じられないくらい凄かったね。あなたのレースエンジニアの小松礼雄は日本人です。地元の知識は鈴鹿で役に立つと思いますか?特別なスペシャルがあるか礼雄に聞いてみなければならないね! 僕は本当に鈴鹿が好きだし、現時点でのクルマはとてもいい感じだ。礼雄にも地元の知識があるかもしれない。彼は地元の声援を受けるし、それはトラック上で僕の助けにもなるかもしれないね。韓国GPはチームにとってかなり良いショーでした。自分のパフォーマンスにはかなり満足できたにちがいありません。素晴らしい結果だった。もちろん、表彰台のもう一段上にいれたらよかっただろうし、さらに2台上だったら素晴らしかっただろう。ルイス(ハミルトン)とのバトルは楽しかったし、僕たちのペースは素晴らしかった。でも、セーフティカーによって勝利のための争いは止められてしまった。リスタート後、僕はキミの前にいなければならなかった。でも、ミスをして彼に前に行かれてしまったし、それによって2位ではなく3位表彰台という結果になった。トラック上でチームメイトとどのような戦いをしましたか? 残りのシーズンでも同じようなことを予想していますか?トラックの同じ部分、同じポジションを争っていたら、それは二人ともがクルマの最大限を引き出しているということだ。それはどのように映ったとしてもポジティブなことだ。もちろん、僕たち二人ともコンペティティブだし、これまでもずっと僕たちのレースはフェアだった。韓国では僕がミスをした。それが抜かれた理由だ。でも、再びそうなることを望んではいない。戦略が違って、片方のドライバーがもう片方を抑えているようなことがない限り、常に僕たちにレースをさせるというのがチームの哲学だ。それは正しいアプローチだ。僕たちがもっと表彰台を賭けてバトルができることを願っているし、前に出るためにプッシュするつもりだ。セバスチャン(ベッテル)に対しても良さそうでしね。勝利のために争っていたと思いますか?セーフティカーが入る前はセバスチャンをプッシュするための戦略があったのは確かだ。でも、彼にどれくらい余力があったかはわからない。韓国で初優勝を達成できる可能性はかなり間近だったかもしれないけど、そのようなことに時間枠を設けることはできない。いつ勝利がやってくるかは決してわからない。
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