ロマン・グロージャンは、2009年にF1デビューした後に壁にぶち当たり、一時はレース引退も考えていたことを明らかにした。クラッシュゲード騒動のなか、ロマン・グロージャンはネルソン・ピケJr.の後任としてルノーでF1デビューを果たしたが、フラビオ・ブリアトーレがチームを離れ、チームが新しいブランドに移行するなかで居場所を失った。
「2010年初旬のある時点で、僕はすべてを止めること、レースを止めることを考えていた」とロマン・グロージャンはコメント。「難しいことだった。でも、2週間後、僕の決心は戻り、『いいや、これが僕が本当にやりたいことだ』と言ったんだ」ロマン・グロージャンは、F1アブダビGPの金曜フリー走行でグランプリ週末へと戻ってきた。「2010年の開幕戦を見て、戻る必要があると思ったし、僕にはそれができるとずっと信じていた」ロマン・グロージャンは、2012年のロータス・ルノーGPのシート候補に挙げられており、F1ブラジルGPでも金曜フリー走行に出走する。「僕にとって素晴らしいチャンスではあるけど、これがチームからのテストであり、彼らは前回から僕がどれくらい改善し、わかったかを見たがっていることはわかっているよ」
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