ホンダの育成ドライバーである福住仁嶺が、2日間にわたってハンガロリンクで行われた公式テストを最速タイムで終えた。先月、バルセロナでの開幕戦レース1で優勝した福住仁嶺(ARTグランプリ)は、1ラウンドを終えただけではあるが、GP3のチャンピオンシップで首位に立っている。
福住仁嶺は、テスト2日目の午前中に1分31秒943をマーク。2日間で唯一1分32秒の壁を破り、テストの最速タイムを記録した。ARTグランプリの3名のドライバーがトップ3を独占。ルノーF1アカデミーのメンバーであるジャック・エイトケンは、福住仁嶺から0.06秒差で2番手タイムをマーク。3番手にジョージ・ラッセルがつけた。午後のセッションでは、ラウール・ハイマン(カンポス)が最速だったが、1分32秒191と4番手タイムだった。5番手にはレオナルド・プルチーニ(アーデン)が続いた。ジャン・アレジの息子ジュリアーノ・アレジは7番手タイムを記録した。GP3の第2戦は、F1オーストリアGPのサポートレースとして7月8~9日に行われる。