ジョージ・ラッセルは、2024年F1イギリスGPの予選でのポールラップは「今までシルバーストンを走った中で最高の気分だった」と語った。メルセデスのチームメイトであるルイス・ハミルトンを0l1秒差で破ったジョージ・ラッセルは、母国グランプリで初のポールポジション、そしてF1キャリア通算3度目のポールポジションを獲得した。
ジョージ・ラッセルは、ルイス・ハミルトンと3位のランド・ノリスに先んじて、イギリス人のトップ3を率いることになる。メルセデスがフロントローを独占するのは、2022年のブラジルGP以来となる。予選後の記者会見でラッセルは、予選の最終段階でメルセデスがどれほど素晴らしい走りを見せたかについて、興奮を隠せない様子で語った。「土曜日の午後、これまでに味わった最高の感覚のひとつだ」とラッセルは語った。「マシンがとにかく素晴らしかった。Q3に進んだとき、本当に生き生きとしてきた。間違いなく、このサーキットを走った中で最高の感覚のひとつだ」メルセデスは、2022年と2023年の連続した不満足なシーズンを受けて、2024年シーズンに向けてマシンの設計哲学の大幅な変更に着手した。ラッセルは、シーズン序盤のアップグレードによって生まれた勢いをチーム全員が感じていると語った。「チェッカーフラッグを通過し、自分の名前が1位と表示され、そして2人ともフロントロウにいるのを見た。最初の3~4レースの後では、そんなことは夢にも思わなかった。だから、とてもいい気分だ」「カナダでアップグレードを導入して以来、とても調子が良い。僕たち二人は常にトップ3で予選を走っている。でも、今日はそれが本当に本領を発揮した」「昨日のフリー走行1回目ではとても速かったが、フリー走行2回目では少し苦戦した。でも、今日のコンディションはマシンを完璧な状態に導いてくれた。そして、ラップは実に素晴らしかった」ラッセルは予選中に最初の2つのステージでノックアウトされるのではないかと心配していた。 「Q3では、Q1とQ2が非常に難しかったので、本当に全力を尽くした」とラッセルは語った。「さまざまなポイントでノックアウトされそうだった。路面は1周ごとに良くなっていた」「おそらくQ3に進んだことは、予選で経験した中で最もプレッシャーを感じた瞬間だった。Q1とQ2の走行では、毎回ノックアウト寸前だった。自分自身に自信が持てなかったけど、Q3の1回目と2回目のタイムを終えた途端、気分が良くなり、ラップを重ねることができた」メルセデスがフロントローを独占したにもかかわらず、ラッセルは、ノリスと4位のマックス・フェルスタッペンが明日のレースで大きな脅威になると考えている。「明日はどうなるか分からない」とラッセルは語る。「でも、今はこの波に乗っていると感じている」それでも、ラッセルはメルセデスが勝利を目指して彼らと戦えることに自信を持っている。「現実的に、ランドとマックスにはおそらくコンマ1秒からコンマ2秒の差をつけられているだろう。でも、我々は良い戦いができると思う」とラッセルは語った。「天候が大きな役割を果たすだろう。ここ2、3日は雨が降ったり止んだりしている。明日の予報では少し雨が降るようだ。天候がめまぐるしく変わるモントリオール型のレースになるだろう」「だから長いレースになるということだ。今、この波に乗っていることは確かだけど、明日がポイントを獲得する日なので、それは何の意味もない。でも、勝利を目指して戦うには、明らかに有利なポジションにいる」 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿