ジョージ・ラッセルは、F1サヒールGPで走らせたチャンピオンマシンのメルセデス W11を“芸術作品”だと称賛。“コントロールしている気分になれる”マシンだとその特徴を語った。過去2シーズン、ウィリアムズの非力なF1マシンで後方争いを展開してきたジョージ・ラッセルだが、新型コロナウイルスに感染したルイス・ハミルトンの代役としてメルセデスF1からF1サギールGPに出場。ラッセルのパフォーマンスは話題をさらった。
ジョージ・ラッセルは、初めてのマシンでメルセデスの長年レギュラードライバーでポールポジションを獲得したバルテリ・ボッタスに0.026秒差の予選2番手につけ、決勝ではスタートでボッタスを抜いて快適にトップを走った。だが、その後の展開は悲劇的なものだった。セーフティカー中のダブルストップでメルセデスは作業ミスを犯し、間違ったタイヤを履かされたジョージ・ラッセルは再ピットインを余儀なくされて5番手に後退。そこから2番手まで順位を上げてトップを走行するセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)を追い詰めたが、残り9周でパンクが発生。バルテリ・ボッタスの1つ後ろの9位でレースを終えた。結果的に悔しいF1初優勝となってしまったジョージ・ラッセルだが、タイトルを制したメルセデスのF1マシンを走らせることを“喜び”だったと語る。メルセデス W11の印象について質問されたジョージ・ラッセルは「正直、芸術作品だ」とコメント。「とてもしなやかで、バンプの上でもとても素晴らしかったし、非常に多くのダウンフォースがあって、グリップも抜群だった」「マシンをコントロールしている気になれる。多くのマシンは、バランスが完璧ではない場合、マシンがドライバーをコントロールするし、マシンに反応している」「でも、あのメルセデスのドライバーとして、僕はコントロールしていたし、とにかく本当に楽しかった。それがレーシングカーに望むものだし、このメルセデスではそれが得られる」ジョージ・ラッセルは、マシンのメカニカル面と空力面だけでなく、運用する人間的な側面、特にルイス・ハミルトンのレースエンジニアであるピーター“ボノ”ボニントンを称賛した。「このチームはとにかく水準をかなり高いところに設定している」と過去4年間メルセデスのジュニアドライバーでもあるジョージ・ラッセルは語る。「彼らがいかに優れているかは分かっていたけど、再び戻ってきて、ルイスのチーム、ボノ(ピーター・ボニントン)や周りの人々を新鮮な気持ちで見ることができた」「ボノは本当にとても落ち着いた声の持ち主だ。いつか就寝時におとぎ話を読み聞かせてほしいね」「素晴らしい人々のグリープだし、すぐに再びチャンスを得られることを願っている」
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