ジョージ・ラッセルは、ウィリアムズF1チームの2020年F1マシン『FW43』でシート合わせを完了させた。メルセデスのジュニアドライバーである2018年のF2チャンピオンであるジョージ・ラッセルは、昨年ウィリアムズでF1デビュー。しかし、前年マシンに競争力はなく、2019年に唯一ポイントを獲得できないドライバーとなった。
今年、ウィリアムズで2年目を迎えるジョージ・ラッセルは、チームメイトとしてルーキーのニコラス・ラティフィが加入。チームリーダーとして開発を引っ張っていく。昨年、新車の開発が遅れ、シェイクダウンをキャンセルし、プレシーズンテストに間に合わないという失態を演じたウィリアムズだが、今季は昨年苦戦したクラッシュテストにも一発合格し、順調に準備を進めているようだ。2月6日(木)に2020年F1マシン『FW43』でメルセデスのF1エンジンを初始動させたことを報告。ファイヤーアップ時の模様を公開し、新シーズンにむけての開発が順調に進んでいることを示した。ジョージ・ラッセルはウィリアムズが2019年の大半の間でグリッド後方にいることを強いられた問題のいくつかを回避できることを期待していると語る。「僕たちはマシンの基本構造を見直さなければならなかった。根本的に間違っている側面があった。空力に何らかの問題があり、ダウンフォースは一定ではなかった。ダウンフォースに関してはゼロから始めなければならなかったけど、それ以来、順調に進んでいる」とジョージ・ラッセルはコメント。「僕たちはしばらく風洞での進歩を目にしていなかったけど、現在の傾向は異なっている。2020年は間違いなく良くなるはずだ」ウィリアムズは、プレシーズンテスト2日前となる2月17日の英国時間8時に2020年F1マシン『FW43』の画像を公開する。
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