ガブリエル・ボルトレト(アウディ)は、2026年F1日本GPを前にジョナサン・ウィートリーがチーム代表の職を離れたことについて、「完全な驚きではなかった」と受け止めている。ウィートリーは2026年シーズン開幕からわずか2戦で、アウディF1チームを即時離脱することになった。中国GP直後にアウディは、かつてキック・ザウバーとして参戦していた同チームのウィートリーが「個人的な理由」により退任すると発表した。後任の役割は、アウディF1プロジェクトを率いるマッティア・ビノットが引き継ぐ。
ボルトレト「完全に打ち込める状況ではなかった」ガブリエル・ボルトレト(アウディ)は、木曜のメディアデーで次のように語った。「彼は公にした個人的な事情があって、プロジェクトに完全にはコミットできなかったのだと思う。個人的に整えなければならないことがあるなら、それが最優先になる」「驚きだとは言わない。もちろん期間としては短いし、まだ2レースしかしていない。でも、彼は去年から僕たちと一緒にいたので、単に2レースだけという話ではない」ボルトレトは、ウィートリーが在任中にチームへ前向きな変化をもたらしたとも評価した。「彼は去年、とてもいい仕事をしたし、今年もそうだったと思う。すべてはかなりスムーズに進んでいた」「彼はみんなをいい状態に置いてくれたし、僕たちは多くの面で改善していた。彼はチームにポジティブさをもたらしたと思う。でも、このチームの中で僕たちが常に目指していることのひとつは、ひとりの人だけでなく全員でチームとして機能することだ。僕たちはひとりに依存しない」「彼が去年やってきたこと、今年やってきたことは、ひとりだけに依存するものではない。この方向性のまま進み続けていくはずだ」ビノット新体制への信頼ウィートリーの職務は、フェラーリでチーム代表を務めた経験も持つマッティア・ビノットが引き継ぐ。ボルトレトは、その新体制にも強い信頼を示した。「起きたことは起きたことだけど、僕たちは前に進む。マッティアが僕たちを正しい方向へ導いてくれることをうれしく思っている」「マッティアは完全に引き継ぎ、全面的な責任を担う。僕が全面的に信頼している人だし、僕にF1へ来る機会を与えてくれた人でもある。本当に感謝しているし、より大きな責任を担うことで彼がもたらすものにとても楽観的だ」ヒュルケンベルグ「レースウイークだから仕事に戻るだけ」一方でチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグは、指揮系統の変化があっても、日本GPで結果を出すことに集中していると強調した。ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)は次のように語った。「雰囲気はいい。レースウイークだから、仕事に戻るだけだ」「目の前の仕事に集中している。僕もその話が出始めた時に、ほとんど世間と同じように知った。言われるべきことはもうすべて言われたと思うし、僕から新しく話せる情報はない。起きたことは起きたことだ。チームとして自分たちの役割を果たし、仕事を続けていくだけだ」アウディは、ウィートリーの突然の離脱という動きを抱えながら鈴鹿に乗り込むことになった。ただ、ボルトレトもヒュルケンベルグも、チーム内部の機能そのものは維持されるとの見方を示しており、日本GPではビノット新体制のもとでの立て直しが注目される。
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