2022年F1第12戦フランスグランプリの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。優勝はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)。ライバルのシャルル・ルクレール(フェラーリ)が首位を走行中にクラッシュリタイアで消えるとレースをコントロール。後続に10.587秒の差をつけて、今季7勝目、通算27勝目を挙げた。
2位にはルイス・ハミルトン、3位にはジョージ・ラッセルが入り、メルセデスF1が今季初のダブル表彰台を獲得した。優勝:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)「スタートからペースは非常に良かったけれど、このサーキットで他のマシンを追いかけているとタイヤが激しくオーバーヒートしてしまうので、ムーブを仕掛けられなかった。それでも、冷静さを保ちながら接近し続けた。シャルル(ルクレール)にとっては非常に不運なレースだった。彼に怪我がなくて安心した。どちらのマシンもとても速かったので、かなり楽しめるレースになったはずだ。シャルルがリタイヤしたあとは、自分のレースとタイヤ管理に集中した。このサーキットはピットレーンがとても長いので、もう1度ピットストップすることはできなかった。今日は素晴らしい1日になったけれど、まだ多くのレースが待っているし、常に最大限のポイント獲得を目指していく。戦いはまだ終わっていない」2位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)「週末ずっと遅れをとっていて、FP1を逃したことを考えれば、なんて素晴らしい結果だ。2位や表彰台を争うことになると思っていなかったし、僕たちにとって素晴らしい結果だ。僕たちのチームは信頼性に関して本当に素晴らしいし、献身と集中力があれば、徐々に前進できることを示している。まだ上位2チームほどのペースはないけど、今日は彼らの一台を抑えることができたし、僕たちにとって素晴らしい結果だ。みんなが本当に一生懸命にがんばっている。ファクトリーとここにいるチームに心から感謝している。彼らなくしてこの結果は可能ではなかったと思うし、彼らのことを誇りに思う。今日はジョージも素晴らしい仕事をした」3位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)「長くてタフなレースだった。ペースは良かったけど、リスタートでタイヤのウォーミングアップに苦労したし、今日のチェコが強かった。チェッカーフラッグを見ることができ、3位で帰ってこれたことをうれしく思う。僕たちは多くん進歩を遂げているし、予選パフォーマンスは一貫性を欠いているので本当に改善する必要がある。チームとして僕たちはタイヤのウォームアップに苦労しているし、リスタートで同じ問題に苦しんだ。今日のレースペースはまずますだったし、僕たちはフロントに近づいている。僕たちは車のペースを改善するためにできる限りのことをしているし、正しい道を進んでいると信じている。今後のレースで僕たちがもたせるものに興奮している。ブラックリーとブリックスワースのファクトリーの全員のハードワークと献身のおかげで僕たちは進歩を遂げているし、まだここからが勝負だ」4位:セルジオ・ペレス(レッドブル)「今日は難しいレースだった。ペースが上がらず、残念ながら表彰台に上がることができなかった。タイヤマネジメントに苦労して、なかなか調子が上がらなかった。ジョージ(ラッセル/メルセデス)と接近戦を展開したけど、いいバトルを見せられた。ワンツーを狙えればよかったけど、メルセデスがとても強く、彼らをオーバーテイクするのは困難な状況だった。これからいくつかのことを分析して、ハンガリーでは自分のペースを取り戻し、より強くなって戻ってこられることを期待している」5位:カルロス・サインツ(フェラーリ)「今日はハードなレースだったけど、多くのオーバーテイクをして順位を上げていくのは楽しかった。ハースタイヤで順位を上げるのはトリッキーだったけど、ミディアムタイヤを装着するとすぐにペースが大幅に改善し、良いムーブを決めることができた。今日はすべてを出し切ったし、ピットストップとペナルティは少し分だったけど、上位で戦うことができた。いつものように、どこを改善できるかをこの数日間ですべて見直していくし、夏休み前にもっと良い結果を出せることを願っている。シャルルは良い素晴らしいレースをしていたので残念だ。僕たちはプッシュし続けていく」6位:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)「今日のレースには満足している。僕たちサイドとしてはうまく実行できたし、ペースもタイヤもうまくマネジメントできた。今週末は車のバランスに関して多くのことを乗り越えなければならなかったけど、トップ5のすぐ後ろでフィニッシュできたし、最終的にはソリッドなレースをして、多くのポイントを加算することができた。良いスタートを切って5番手まで駆け上がったけど、そこから6番手に落ち、おそらくレースでの僕たちの通常のポジションに戻った。シーズン後半を通してこのレベルの一貫性を維持して、勢いを持続させられることを期待している」7位:ランド・ノリス(マクラーレン)「タフな一日だったけど、それは予想していたことだ。長いレースだったし、タイヤのデグラデーションだけでなく、純粋なペースという点でも少し苦労した。必要な速さがなかったので、とにかくタフだったけど、がっかりしているとは言えない。ある意味で予想できていたことだし、驚くことではない。アップグレードはパフォーマンスをもたらしたし、完全に最適化できるように次のイベントで取り組んでいく。僕たちはプッシュし続けていくし、改善にトライしつづけていく。来週もまたがんばるつもりだ。改めて現場とチームの努力に感謝したい」8位:エステバン・オコン(アルピーヌ)「今日の目標は両方の車でポイントを獲得することだったし、僕たちはまさにそれを成し遂げた! 今日のレースには満足しているし、週末を通して信じられないようなホームのファンの前でドライブするのは素晴らしかった。彼らのすべてのサポートに感謝している。暑さによってタフなレースだったし、いくつかタイトなバトルもあって、コース上のレースを楽しんだ。僕たちは今、コンストラクターズ選手権で4位だし、非常にポジティブな気持ちとそのポジションを維持するというモチベーションとともにここを離れる。ホームグランプリに勝るものはないし、来年もフランスでレースができることを願っている。すべてのファンにメルシー(ありがとう)、そして、アレー(頑張ろ...
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