F1フランスGP フリー走行1回目のハイライト動画。2021年のF1世界選手権 第7戦 F1フランスGPのFP1セッションが6月18日(金)にポール・リカールサーキットで行われた。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となったF1フランスGP。2年ぶりの開催となる今年は、1日最大15000人の観客が入る。現地時間11時30分の気温25.6度、路面温度38.5度、ドライコンディションで60分のセッションはスタート。
開始早々、ミック・シューマッハ(ハース)がターン3でコースオフしてイエローフラッグが出る。その後、ターン11でセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)がスピンを喫してウォールにクラッシュ。なんとか自走してピットに戻る。角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)も最終コーナーで低速でスピンを喫し、カルロス・サインツ(フェラーリ)はターン2で派手にスピン。クラッシュは免れたが赤い塗装の路面でタイヤを駄目にした。バルテリ・ボッタスはターン2の縁石でフロントウイングを壊し、マックス・フェルスタッペンも縁石に大きく乗り上げてフロアを壊すなど、インシデントの多いセッションとなった。フリー走行1回目のトップタイムを記録したのはメルセデスF1のバルテリ・ボッタス(1分33秒448)。2番手には0.335秒差でチームメイトのルイス・ハミルトンが続いた。過去2戦の市街地サーキットではセッティングに苦しんで速さが影を潜めていたメルセデスF1だが、前評判通り、通常のサーキットとなるポール・リカールでは優れたイニシャルセッティングをみせた。