元マクラーレンのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエが、F1フランスGPのマネージングディレクターに就任したことが発表された。マクラーレン・ホンダのパートナーシップが開始する1年前のロン・デニス政権時にマクラーレンに加入したエリック・ブーリエは、3年間のホンダF1との成績不振の責任をとるカタチで2018年7月に更迭された。
マクラーレン在籍前、エリック・ブーリエはDAMSのマネージングディレクターを経て、2009年にはジニー・キャピタルが運営するグラビティ・スポーツ・マネジメントの代表に就任。2010年にジニー・キャピタルがルノーF1チームの共同経営者となり、2011年からロータスとして参戦していた時代にはにはチーム代表を務めた。昨年、30年ぶりにポール・リカール・サーキットでのF1フランスGPを主催したGIP Grand Prix de Franceは、エリック・ブーリエをアドバイザー兼アンバサダーとして起用していた。GIP Grand Prix de Franceは、エリック・ブーリエがマネージングディレクターに昇格すると同時に、ポール・リカールの交通問題に対処する“モビリティプラン”を発表した。「2019年のフランスGP以降、チームはすでにエリック・ブーリエのアドバイスと専門知識から大きな恩恵を受けている」とGIP Grand Prix de Franceの代表を務めるクリスチャン・エストロシは語った。「エリックはすでにフランスGP復帰のためのワーキンググループに参加しており、今後、彼が組織への関与を深めていくことを嬉しく思う」エリック・ブーリエは「この美しいプロジェクトであるフランスGPへの関与を深めることを嬉しく思うとともに誇りに思う」とお面と。「フランスでこの素晴らしいモータースポーツイベントの成功に貢献し続けることを楽しみにしている。クリスチャン・エストロシとGIP Grand Prix de France、ル・キャステレの信頼に感謝している」改訂されたモビリティプランは、昨年使用された主要な町からバスが運行する“パーク・アンド・ライド・システム”に基づいている。レース主催者は、シャトルバスのネットワークが“ラ・シオタから利用可能な駐車場の数を増やしながら、サン・シル・シュル・メール、ル・キャステレ、そしてル・ボーセットの町まで拡大される”とし、観客キャンプ場が拡張され、“2019年に設定された交通ルート、駐車場のレイアウト、情報システムが改善される”と付け加えた。
全文を読む