バーニー・エクレストンは、ポール・リカールとのF1レース開催契約に“合意した”とコメント。F1フランスGPがカレンダーに復活する可能性が高まった。フランスでは、財政難のためマニクールが2009年にカレンダーから脱落して以来、F1は開催されていない。バーニー・エクレストンは、レース開催は「間違いない」と L'Equipe にコメント。
契約は、2013年、2015年、2017年、2019年、2021年の5戦で、グランプリはポール・リカール・サーキットのフルバージョンを使うものとみられている。「契約は完了した」とバーニー・エクレストンはコメント。「実際、先週の火曜日に私のオフィスでスポーツ大臣のダビド・ドゥイエと財政面で合意した」「まだレースまわりの資金に関することについて『これを与えてくれ、それが欲しい』など、いくつかの点をまだ話し合っているところだ。だが、私としてはすべて解決できると信じている」以前からF1ベルギーGP会場であるスパ・フランコルシャンとの交互開催が噂されているが、まだフランスが“休み”の年にどの会場でレースが開催されるかは発表されていない。バーニー・エクレストンのコメントは、現職のニコラ・サルコジ大統領と社会党のフランソワ・オランド候補によって争われているフランスの大統領選の決戦投票前に出された。バーニー・エクレストンは、どちらの候補が勝っても契約が継続されると確信しており、5月6日の最終投票前にも契約が完了するかもしれないと述べた。契約が完全に完了する時期について質問されたバーニー・エクレストンは「彼らが望めば、フランスの2回目の大統領選挙の結果が出る前でもよい。結果がどうあれ、私は気にしない。私が気にしているのは国内問題だ」と述べた。
全文を読む