本日、FOTAチームの全ての代表は、ニュルブルクリンクでのスポーティング・ワーキング・グループ(Sporting Working Group)の会議に出席した。この会議中に、チームマネージャーたちは、FIAのチャーリー・ホワイティング氏より、今のところFOTAの8チームは2010年FIA F1世界選手権に登録されておらず、テクニカルレギュレーションとスポーティングレギュレーションに関しての投票権がないという前回の合意とは正反対のことを伝えられた。
FOTAとして活動中の8チームは、FIA世界モータースポーツ評議会とFIAが公表したプレス声明が伝えたように、エントリーリストに含まれていたことを忘れることはない。これらの主張を考慮し、FOTA代表は今日の会議の延期を要請した。これは2010年レギュレーションが満場一致で承認される前に、新しいコンコルド協定が同意されないとの理由で拒否された。しかし、2010年のテクニカルレギュレーションとスポーティングレギュレーションの基礎がパリで確立されたことはFOTAチームにとって明白なことだ。世界モータースポーツ評議会によって承認されおり、6月24日のFIAのプレス声明では“2010年以降の規約は、2009年レギュレーションおよび2009年4月29日以前に同意されたレギュレーションとなる”と明記されている。パリでの議論では、レギュレーションの変更に関して満場一致が必要条件という条項はなかった。そのあとすぐ、世界モータースポーツ評議会の意思とパリ合意の詳細に反することは、F1の将来を危険にさらすことだ。これらの声明の結果として、FOTAの代表たちは以降のテクニカル・ワーキング・グループ(Technical Working Group)で権利を行使することができなくなり、したがって、欠席以外に選択肢はなかった。FOTAメンバーは、将来のF1に既存チームと新チームが携わるという願望と持って、正直にバリ合意とその後の議論を行っていた。
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