日産e.damsは、2018/19シーズンのフォーミュラE開幕戦に向けてアレクサンダー・アルボンとの契約を解消したことを正式発表した。日本の自動車メーカーとして初めてフォーミュラEに参戦する日産は、今年9月にセバスチャン・ブエミとアレクサンダー・アルボンを起用することを発表していた。
しかし、先月バレンシアで開催されたフォーミュラEのプレシーズンテストで、レッドブルが、2019年のトロロッソのホンダのダニール・クビアトのチームメイトとしてアレクサンダー・アルボンを起用するために日産と交渉していることが明るみになった。結局、アレクサンダー・アルボンは、バレンシアで日産のマシンを走らせることはなかった。日産は11月25日(月)、アレクサンダー・アルボンとの契約を解消したことを正式発表。これでアルボンはトロロッソ・ホンダと契約できる立場となった。日産は「日産e.damsとアルボンは、アルボンがモータースポーツの異なる機会を受け入れるために彼の既存の契約を解消することに合意しました」とプレスリリースで発表。「セバスチャン・ブエミのチームメイトとして誰がドライブするかの詳細については、11月30日(金)に東京で開始される日産e.damsのシーズン5 フォーミュラE発表イベントで公開される予定です」「日産はこれまでのアルボンの努力に感謝し、今後の彼の活躍を祈っています」アレクサンダー・アルボンの後任として、バレンシアテストで代役を務めたオリバー・ローランドが加入すると予想されている。関連:トロロッソ・ホンダ、アレクサンダー・アルボンの起用を正式発表
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