フォーミュラEドライバーのフェリペ・マッサが、“Gen2”マシンで鳥類最速のペレグリン鷹との対決を行った。フォーミュラEが動物と戦うのは初めてではない。昨年はジャン・エリック・ベルニュがは南アフリカの西ケープ州で地上最速の動物チーターと対決を行って勝利している。
第2弾の対戦相手に選ばれたのは鳥類最速とされるペレグリン鷹。飛行時には350km / h(217mph)を超える速度に達する。対決はユネスコの世界遺産ディルイーヤの南西90kmに位置する場所で行われ、フェリペ・マッサのマシンのロールフープに擬似餌が取り付けられた。今季、ベンチュリーからフォーミュラEに初参戦する元F1ドライバーのフェリペ・マッサは、今回の対決について「動物界最速のメンバーとレースをするなんて信じられない経験だったよ。決して忘れないだろうね」とコメント。「このアイデアがファンから出てきて、フォーミュラEはそのチャレンジに耳を傾けて受け入れたという部分も気に入っている。映像はとてもスペシャルなものに仕上がっているし、参加できたことを光栄に思う」「ディルイーヤに戻って、レースをスタートするのを楽しみにしている。フォーミュラEでの初レースになるし、再びクルマに乗るのが待ち切れない。レースを恋しく思っていたし、このシリーズは最も競争力のあるひとつであることを示してきた」