ジェンソン・バトンとキミ・ライコネンは、フォーミュラEでキャリアを継続することはまったく考えていないようだ。マクラーレン・ホンダでは、育成ドライバーのケビン・マグヌッセンとストフェル・バンドーンがジェンソン・バトンのシートのドアをノックしている。ベテランドライバーのジェンソン・バトンは、今回がシルバーストンでの最後の母国グランプリになるかもしれないかどうか質問された。
「そんなことを考えてレースをするつもりないよ」とジェンソン・バトンはコメント。「そんなことをして何が変わる? 自分のキャリアの役に立たないし、傷つけるわけではない」2009年のワールドチャンピオンであるジェンソン・バトンは、16年のF1キャリアからフォーミュラEに転向することを断固として除外した。「いいや。(ロンドンでの)レースを見たか? 見てないよ」「彼らはクルマに才能のあるドライバーを乗せるという点で良い仕事をしたけど、僕に興味を起こさせるものではない」「僕にとってモータースポーツはモータースポーツだ。臭い、サウンド、スピード、それがF1というものだ」また、現時点で将来が不透明となっているキミ・ライコネンもフォーミュラEには関心がないようだ。ジェンソン・バトンと同じ35歳のキミ・ライコネンは、異なるチームに移籍することを否定。また、バトンのようにフォーミュラEのファンではないと述べた。「彼らはレースを場所を与えるという点でうまくやっていると思う」とキミ・ライコネンはコメント。「人々にとっては素晴らしいだろうけど、残念ながら、僕にとっては速いクルマだとは思えない」「スペクタクルには見えないね。僕の観点ではかなり遅い。あんまり僕を興奮させるものではないね」