フォース・インディアは、F1 スペインGP予選で、ジャンカルロ・フィジケラが19番手、エイドリアン・スーティルが20番手だった。Q2進出を目標に、金曜のフリー走行でも好調な走りを見せていたフォース・インディアだが、予選ではうまく行かなかった。フィジケラはタイヤをうまく使えずに19位。スーティルは、トラフィックに捕まり、良いリズムでラップを刻むことができなかった。
ジャンカルロ・フィジケラ (19位)「最初の走行では、グリップ不足やアンダーステアなどいくつか問題があった。1回目のアタックで2回アタックを行おうとしていたんだけど、うまく対処することができなかった。昨日のあとだから、少し残念だ。タイヤをうまく使うこともできなかったけど、レースでは何が起きるかわからないからね。いくつか力強いパフォーマンスを発揮できていたから、期待している」エイドリアン・スーティル (20位)「アンラッキーだった。最初のアタックは悪くなかった。1分23秒1というタイムは、最初のラップにしてはかなりいいからね。2回目のアタック時にはグリップレベルもよくなって、良いフィーリングだった。でも、ターン3に入った時に、マシンがピットから出てきた。そのマシンの背後に入ってしまったので、全てのダウンフォースを失い、酷いアンダーステアになり、スロットルを戻し、ラップをあきらめた。最後のアタックでも第1セクターはとても良かったけど、ブレーキディスクの問題が悪化し、コーナー進入のために速度を落とすことが難しくなった。マシンは悪くなく、今シーズン最高の予選パフォーマンスを発揮できると考えていたからとても残念だ。明日のレースに期待するよ」