フォース・インディアは14日、スペインのカタルニア・サーキットでテストを開始した。初日はテスト兼リザーブドライバーのヴィタントニオ・リウッツィがVJM01のステアリングを握った。リウッツィは午前中に2008年仕様でセットアップを定め、午後からは2009年仕様のダウンフォースとスリックタイヤでの作業を行った。リウッツィはこの日91周を走行し、9番手タイムの1分22秒846を記録した。
ビタントニオ・リウッツィ「今日は多くの距離を走行し、目立ったメカニカルトラブルもなく、良い一日だった。マシンは最初から最後まで良かったし、変更をに対しての反応も良かったと思う。前回2月に僕がドライブしたときより大きく改善されていた。序盤の3戦でチームは前進を遂げた。午前中は2008年仕様でテストし、午後は2009年仕様のエアロパッケージをテストした。ダウンフォースがかなり少ないからドライブするのが難しかったが、タイヤは1発のアタックは非常に強力だった。ブリヂストンは素晴らしい仕事をしたと思う。ロングランはそれほど良くなかったけど、まだ時間はある。2008年仕様も2009年仕様もどちらの作業にも満足している。有望だと思うね」マイク・ガスコイン チーフ・テクニカル・オフィサー「今日はメカニカルトラブルもなく、有益な初日となった。午前中はセットアップのベースラインを築くため、2008年仕様のグルーブドタイヤを履いた標準のVJM01で走行した。午後は2009年仕様のダウンフォースレベルとタイヤでの作業に移行した。それぞれのパフォーマンスから、多くの有益な情報を得られたし、基本的なウォームアップ後のタイヤは予想していたよりも良かった。ロングランでは2009年仕様のタイヤだとタイムが落ちるので、やらなければならない作業はまだある。明日はジャンカルロ(フィジケラ)と共に同じようなプログラムに取り組む予定だ。今日のように堅実な作業ができることを願っている」