フォース・インディアは、2010年マシン「VJM03」を2月12日に初走行させることになりそうだ。現在のところ、メルセデス・エンジンを搭載するフォース・インディア VJM03は、2月1日(月)にスタートするバレンシア合同テストには間に合わないことが明らかになっている。2回目の合同テストは、2月10日(水)からヘレスで予定されているが、フォース・インディア関係者によると、2月12日(金)にはVJM03でテストする準備が整うという。
またエイドリアン・スーティルは、2010年に向けて自信を持っているとAuto Bildにコメント。「僕たちのチームは、現段階で問題を抱えていない数少ないチームのひとつだ。ルノーとザウバーは売却された。僕たちにとっては有利なことだ」スーティルは、2007年にスパイカーだったことから4年間チームに在籍しているが、2010年にはマクラーレン移籍の噂もあった。「結局、選択肢はなかった」とスーティルは語る。「でも、2009年の場所から2010年を始められると確信している」フォース・インディアのチーフレースエンジニアのドミニク・ハーロウも、2009年の状態を基にできると語る。「一部の他チームとは異なり、我々は土壇場でクルマを変更するようなことはない」関連:・フォース・インディア、VJM03を発表 - 2009年2月9日・フォース・インディア VJM03 (主要諸元)