元フォース・インディアのオーナーだったビジェイ・マリヤは、アストンマーティンとの契約を成立させた友人のローレンス・ストロールを“祝福”したと語る。ビジェイ・マリヤは、2008年から2018年にわたり財政問題で消滅したレーシング・ポイントF1チームの前身であるフォース・インディアの所有していた。2018年中盤に破産したフォース・インディアをカナダの大富豪であるローレンス・ストロールが買収したことで、現在レーシング・ポイントF1チームは存在している。
そのレーシング・ポイントF1チームは、ローレンス・ストロールによるアストンマーティンの株式買収により、2021年からアストンマーティンのワークスチームとして『アストンマーティンF1チーム』を名乗ることが決定している。ビジェイ・マリヤは、ローレンス・ストロールとチームのことを“喜んでおり”、契約成立のニュースを聞いてすでに“祝福”したと述べた「ローレンスにとっても、チームにとってもうれしいことだ」とビジェイ・マリヤは Autosport に語った。「最終的にワークスチームになることがずっと夢だった」「ローレンスと私は友人だ。実際、今朝のニュースを受けて彼を祝福しました。彼は非常に鋭い投資家であり、彼の実績がそれを証明している」「今日のアストンマーティンの株価を見れば、彼は明らかに素敵な契約を取りまとめた」「彼のチェアマンとしての才能のもと、アストンマーティンが計画している新しいモデルの範囲ではたった一つの道しかなかった。それは北半球だ」「レーシング・ポイントにとって、アストンのような偉大な英国ブランドからの支援を受けて、すべての遺産を備えたワークスチームになることは本当に素晴らしいことだ」「アストンマーティンにはたくさんのフォロワーがいる。彼らは全員レーシング・ポイントのフォロワーにもなる」ビジェイ・マリヤは、自信も2015年にアストンマーティンと交渉したが失敗に終わっていたことを明かした。「我々は5年前にアストンマーティンと話をしました。ワークスチームになるのではなく、アストンマーティンをタイトルスポンサーにしてテクニカルサポートを受けるというものだった」とビジェイ・マリヤは語る。「レッドブルとの契約がどのようなものかはわからないが、アストンマーティンから技術的なインプットがあるとは思わない。レッドブルには天才エイドリアン・ニューウェイがいるので、他の誰かが必要だとは思わないね!」ビジェイ・マルヤは昨年のF1イギリスGPでレーシング・ポイントF1チームを訪れたが、10年間のチームオーナーシップで十分であり、恋しく思うことはないと語る。「F1で10年間過ごした。私はこの10年間のすべての瞬間を楽しんだ。そして今、何か他のことをするべき時だ」とビジェイ・マリヤはコメント。「私は10年間それを育て、コンストラクターズ選手権4位という結果を2つ提供した。非常に誇りに思っている」「チームはまだ私のDNAの中にある。チームにとっては本当に嬉しいことだ。2020年のクルマは大きな進歩を遂げたと信じており、シーズン開幕を心待ちにしている」
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