フォース・インディアは14日、メルボルンのアルバートパーク・サーキットで、F1第1戦オーストラリアGPの初日フリー走行を行った。チームは今日、ロングランとレースセットアップのチューニングに集中した。最初のセッションでスーティルのマシンにハイドロ系に小さなトラブルが発生したがトータルで101周を走行。フィジケラは2回目のセッションで9番手タイムを記録。タイムシートで10番手以内に入ったのは、チームとして2007年のモナコ以来となる。
ジャンカルロ・フィジケラフリー走行1回目:12位 1分29秒230 24周フリー走行2回目:9位 1分28秒469 32周「今日はいい挑戦だったし、かなり有望だった。僕たちは冬の間に大きく進歩したし、新しく開発されたパーツも悪くはないね。これまでチームと僕の両方が一緒にしてきた作業に満足している。まだやるべきことはたくさんあるし、困難なことはわかっているけど、いいスタートが切れたと思う」エイドリアン・スーティルフリー走行1回目:17位 1分30秒155 13周フリー走行2回目:17位 1分29秒161 32周「今日はとてもうまくいったね。開始時のトラックは滑りやすかったので、良いマシンのバランスを見つけるのが難しかったけど、最初の走行の後は満足できた。それからセッションわたってそれほど変更しなかったよ。本当にただ微調整しただけなんだ。僕たちはお昼前に小さなハイドロリック系の問題が生じたけど、すぐに解決して2回目のセッションではかなり良いラップでいくつかのロングランを実施できた。終盤、僕のファステストラップで混雑していたのは不運だった。新しいタイヤでよいタイムを出せなかったからね。でも明日はもっと良くなるだろうし、去年よりもいい成績を出せると思う」マイク・ガスコイン チーフテクニカルオフィサー「レース・セットアップとタイヤ評価に集中し、とても良い一日になった。唯一の問題は、午前中に起きたエイドリアンに小さな油圧オイル漏れで、彼の午前中の走行が削られたが、午後は問題なかった。ロングランではフロントタイヤにグレイニングが出ていたが、コースの状況が改善すればこの問題はよくなるだろう。チームとしては全体的にいい一日にだったし、冬にわたり競争力に関して進歩したこと確認できた。予選とレースを通して進歩し続けなければならない」