フォース・インディアは、トヨタの風洞施設の改善させるためにトヨタと取り組んでいる。フォース・インディアは、2015年からトヨタのケルンの施設を使っている。フォース・インディアのCOOを務めるオトマー・サフナウアーは、生産能力とCFD効率を向上させるだけでなく、施設を改善させるためにトヨタと取り組んでいると語る。
「より多くの生産能力があることは助けになるし、風洞効率とCFD効率にも役立つ」とオトマー・サフナウアーはコメント。「いくつか大きなピースがあり、まだ我々は次のステップを踏み出すのか、もしくは今の位置に留まるのかを整備していく必要がある」「現在、そのいくつかのことが実行されている。短期的なものこあれば、中期的なものもある」「我々はトヨタと彼らの風洞をより効率的にするために協力している。その変化の一部はすでに実現している」それらの変更を行動に移すためには、フォース・インディアはコンストラクターズ選手権4位とその賞金を確保する必要があった。2017年、フォース・インディアはチームの歴史で最多となる187ポイントを獲得し、2年連続でコンストラクターズ選手権4位で終えた。フォース・インディアのテクニカルディレクターを務めるアンディ・グリーンは“資金の注入”によって2017年にチームは開発を加速させ、マシンの知識を増やすことがえきたと述べた。「4位は本当に重要だ。F1で最少の予算である我々にとっては、自分たちの判断で使える予選は本当に小さいからね」「賞金が得られれば、それは我々が費やせる裁量的な部分となり、開発能力とクルマのパフォーマンスを発展させるためのあらゆる実験に費やせる。なので、それを維持することは非常に重要だ」さらにフォース・インディアをシルバーストンの施設を強化し、事業全体を同じ建物内に収容することを計画している。オトマー・サフナウアーは、「コロケーションは大きな助けになる。我々は、全員が同じ屋根の下にいるわけではなく、75/25に分かれている」と Autosport にコメント。「うまくいけば2~3年後には全員が同じ屋根の下にいるだろう」