フォース・インディアの財政状況についての噂が悪化している。新車VJM08の“カラーリング”を発表したフォース・インディアだが、今週のヘレステストを欠席している。チームは、VJM08の開発を煮詰めるためとしているが、深刻な財政難にあるとも噂されている。フォース・インディアのドライバーであるニコ・ヒュルケンベルグは、ライバルたちがヘレスでテストに取り組んでいる1日(日)、テレビでテニスを観戦している写真をSNSに投稿している。
Sport Bild や TZ Munchen で記事書いているラルフ・バッハは、自身のブログ f1-insider.com に、フォース・インディアがヘレステストを欠席したのは新車VJM08の“モノコックがないから”だと伝えた。“支払いが行われていないため”、フォース・インディアにはカーボンサプライヤーのEOMから2015年のモノコックが届いていないのだという。 フォース・インディアの負債は、全体で5,000万ユーロ(約66億5,000万円)に上るとされ、そこにはエンジンを供給するメルセデスやタイヤサプライヤーのピレリへのものが含まれるという。また、ラルフ・バッハは、あるチーム関係者が“シーズン開幕戦のメルボルンに参加するのは事実上不可能”だと話したとしている。
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