フォース・インディアは、来年メルセデス・ベンツエンジンおよびマクラーレンのギアボックスを使用することを発表した。フォース・インディアは、先週、フェラーリとのエンジン供給契約を1年早めて終了することに合意することを発表していた。フォース・インディアの2009年マシンVJM02は、メルセデスがマクラレーン以外のシャシー製造者に初めて供給することになるメルセデス・ベンツ ハイパフォーマンスエンジンズによって設計・製造されたエンジンを搭載する。
V10エンジンは、マクラーレン・アプライド・テクノロジーによって提供されるマクラーレン・レーシング・ギアボックスと油圧システムと組み合わされる。またフォース・インディアは、マクラーレンとメルセデスによって開発されるKERS(運動エネルギー回生システム)を搭載し、事業サポートも受ける。加えて、フォース・インディアは、マクラーレン・グループのネットワークにアクセスすることになる。「我々は非常に嬉しく思っている。」とフォース・インディアのチーム代表であるビジェイ・マリヤは語る。「マクラーレンとメルセデス・ベンツは、長年にわたって、グランプリ・レーシングで素晴らしい成功を達成した、モータースポーツの歴史の中で最も有名な名前の2つだ。最も最近では、おそらくF1史上最もドラマチックなワールドチャンピオンシップで素晴らしい勝利をおさめた。」フォース・インディアはまた、まもなく航空宇宙企業EADSと共同でブラックリーの空力センター設備のコンピューター流動力学の範囲を拡大することも発表した。「新しいリソースと開発は、我々の技術的蓄えを大きく後押しするだろう。その結果は、我々は2009年そしてそれ以降、素晴らしい進歩を果たすことを大いに期待している。」「フォース・インディア・フォーミュラ1チームは、まだ1年しか存在していない。必然的に我々の最初のシーズンは、学習期間となった。しかし、初めに我々が言ったように、我々は単に参戦することだけに興味があったわけではない」「上記の新しい開発とリソースに基づく新しい技術パートナーシップの発表は、明白に我々が言ったことを強調している。この取引を通して、援助と支援をしてくれた個人的にバーニー・エクレストンとFIAのマックス・モズレーに感謝したい。」