フォース・インディアの100戦目となった記念すべきレースは、ピットガレージでの乱闘の噂によって損なわれた。F1モナコGPでチームの予選戦略に激怒したポール・ディ・レスタは「口にすべきじゃないことを言ってしまいそうだから、あまり多くを語りたくはない」と述べていた。
だが、その2週間後のF1カナダGPの予選でもポール・ディ・レスタはQ1敗退。フラストレーションを隠そうとはしなかった。17番グリッドとなったポール・ディ・レスタは、予選でのチームの対応を「明らかに受け入れがたい」と述べ、路面が乾きつつあった局面で、マイナーなトラブルによりピットにいなかればならなかったことを非難していた。翌日、ジル・ビルヌーブ・サーキットのパドックでは、フォース・インディアのガレージで殴り合いがあったとの噂が流れた。Daily Mailによると、これはポール・ディ・レスタのトレーナーとチームメカニックの間でひと悶着あったという。Telegraph の記者トム・ケアリーは、フォース・インディアはガレージで「争いのあったことを認めた」が、ポール・ディ・レスタの批判に関連するものではないとしていると報じた。F1カナダGPでは、ポール・ディ・レスタが7位、エイドリアン・スーティルが10位とダブル入賞を果たした。
全文を読む