フォース・インディアは、中国での暴行事件に関して訴訟問題となっているエイドリアン・スーティルに関して声明を発表した。エイドリアン・スーティルは、ルイス・ハミルトンが優勝した中国GP後に上海のクラブで行われたパーティーに出席した際、ジェニイ・キャピタルのエリック・ルクスを負傷させたとして、訴訟問題に発展している。
この件についてフォース・インディアは声明を発表。エイドリアン・スーティルの謹慎処分などは行わないことを明らかにした。「チームは状況を見守っていくが、今週末のスペインGPでのドライバーラインナップは継続する」フォース・インディアは、ニコ・ヒュルケンベルグをリザーブ・ドライバーとして抱えており、エイドリアン・スーティルかポール・ディ・レスタが出走できない場合は交代させることができる。エリック・ルスク側の弁護士マルク・ヘンツェリンは、エイドリアン・スーティルを「暴行および重傷」について刑事告発することを決意したと述べ、「告訴次第、FIAとフォースインディアに通告する」との声明を発表した。エイドリアン・スーティルのマネージャーを務めるマンフレート・ツィマーマンは17日に声明を発表し、エイドリアン・スーティルは謝罪したおり、告訴されれば抗戦するつもりであると述べた。「エイドリアンは、中国での行動がルクス氏の負傷にどのようにつながったかを説明し、この不運な出来事における自身の関与を率直に謝罪した」「ルクス氏が告訴を進めるのであれば、エイドリアンは自らの立場と潔白を証明するためにあらゆる手段を使うだろう」