フラビオ・ブリアトーレは、モナコGPのパドックに自由に出入りできるとFIA会長のジャン・トッドは述べた。クラッシュゲート・スキャンダルはまだ記憶に新しいが、フラビオ・ブリアトーレの巨大なヨット“フォース・ブルー”が今週モンテカルロのハーバーに停泊している。フラビオ・ブリアトーレは、木曜日の夜にフォース・インディアのオーナーであるビジェイ・マリヤのヨット“インディアン・エンプレス”で行われたパーティーに出席し、今シーズン初めてF1の現場に姿をみせた。
ジャン・トッドが新会長を務めるFIAは、最近の和解でフラビオ・ブリアトーレとパット・シモンズが2013年から再びF1で働くことを許可しているが、当初の世界モータースポーツ評議会では、フラビオ・ブリアトーレはFIAが主催するイベントへの“いかなる出入りも許可しない”としていた。フラビオ・ブリアトーレは、友人でありビジネスパートナーでもあるバーニー・エクレストンからゲストとしてバドックパスが支給されており、二人は金曜日にモナコでともに昼食をとっていた。ジャン・トッドは、ブリアトーレはチームとの“積極的な役割”がないため、バドックないに“自由”に入ることができるとAP通信にコメントした。また今シーズンWRCに参戦しているキミ・ライコネンのヨット“アイスマン”もモナコのハーバーに停泊されている。