FIAは、グランプリ週末の予選とレースの間にマシンの車高を調整させるダンパーシステムを使用することは違法であるとF1チームに通達した。FIAの広報は、FIAが日曜日の夜にF1でのサスペンション使用に関するFIAの立場を明確にすべくFAXを送付したことを認めた。「クルマがパルクフェルメの状況下にある場合、いかなるシステムデバイス・手順であっても、サスペンションのセットアップの変更を目的したものや影響を与えるものは、スポーティングレギュレーションの34.5に違反すると考える」とそこには書かれている。
この動きは、レッドブル・レーシングが予選でポテンシャルを最大限に発揮されるために車高を下げるシステムを使用しているという疑惑をきっぱりと否定したことに続くもの。レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、レッドブルはそのようなデバイスを使用していないだけでなく、他チームをそのようなデバイスを使用するなら抗議するつもりだとしている。FIAはマレーシアGPの週末にRB6を徹底的に調査し、問題ないと判断している。しかし、ライバルチームは、レッドブルが機械的なシステムを使用することなく効果を得る方法を得たかもしれないと疑っている。メルセデスGPのロス・ブラウンは規約の説明を求めており、マクラーレンは空タン状態でのポテンシャルを引き出すための独自のシステムを開発する意向を示している。
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