4回のF1ワールドチャンピオンであるアラン・プロストは、FIA会長への立候補を検討していたことを明かした。ジャン・トッドの任期が満了したことで、昨年末、新たなFIA官庁にモハメド・ビン・スライエムが就任。しかし、66歳のアラン・プロストは、自分がFIA会長になることを検討していたと語った。
「秘密を話そう。私はFIA会長に立候補しようとしていた」だが、実際にはアラン・プロストは、アルピーヌのCEOであるローラン・ロッシと衝突し、ルノーが所有するアルピーヌF1チームのエグゼクティブコンサルタントとしての役割を退任。今のところパドックを完全に離れている。アラン・プロストは、自分がFIAのトップに適任だったと考えていると語る。「私はF1に40年近く携わっており、ドライバーからチームボス、さらにはさまざまなチームの取締役でのポジションに至るまで、ほぼすべての能力でパフォーマンスを発揮してきた」とアラン・プロストは語った。「会長は私が望んでいた役割だったかもしれないが、特に何かを求めているわけではない。幸せになり、一緒に仕事をするのが好きな人たちと仕事をしたいだけだ」