FIA(国際自動車連盟)は、全F1チームが同意すれば、Q3に進出したドライバーは決勝レースをQ2でタイムを記録したタイヤでスタートするというルールを撤廃することを計画している。元々、このルールは、トップ10ドライバーが後方グリッドのドライバーよりも柔らかく耐久性の低いタイヤでスタートする仮説に基き、レースでの状況を複雑にすることを目的に導入された。
しかし、3強チームはしばしば硬い方のタイヤでQ2を突破することがあり、この狙いはほぼ無効となってきている。4月30日のルール変更の期限が過ぎたため、この決定は満場一致の同意が必要になるが、今のところ少なくとも1チームが変更に反対しているとされている。