FIAのレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、周回遅れのマシンへ青旗を提示するルールを微調整することを決定した。2017年のレギュレーションでは、青旗を提示するドライバー間のギャップは1.5秒から1秒に変更された。しかし、2017年F1マシンによって生み出される乱気流が追い越しを妨げており、周回遅れのマシンの追い抜きについてドライバーから不満の声が挙がっていた。
F1アゼルバイジャンGPの前に、チャリー・ホワイティングは、青旗のトリガーポイントを1秒から1.2秒に増やした。「速いクルマが周回遅れの1.2秒以内に入ったときに、青旗が遅い車に示されることになる(追加でブルーライトパネル、ブルーコックピットライト、タイミングモニター上にメッセージを表示)。ドライバーは可能な最初の機会に後続ドライバーがオーバーテイクできるようにしなければならない」周回遅れのマシンは、3回の青旗内で後続のマシンを抜かせなかった場合にはペナルティが科せられる。関連:2017 F1アゼルバイジャンGP テレビ放送時間&タイムスケジュール