FIAは、2015年のF1レギュレーションのいくつかの変更を承認。セーフティカー後はスタンディングスタートでリスタートが行われることが決定した。最近、F1チームは、レースの見所を改善するためにいくつかの提案に取り組んでいた。そして26日(木)に開催されたFIA世界モータースポーツ評議会で2015年からスタンディングリスタートが承認された。
また、論争の的となっていたF1カーのノーズ形状についても、テクカルレギュレーションが改訂され、事実上禁止されることとなる。さらに、F1オーストリアGPでニコ・ロズベルグとキミ・ライコネンがテストした“火花”を取らすためのチタン製のスキッドプレートも適用にむけて準備が進められる。議論が進んでるコスト削減についても提案もFIAは承認。各ドライバーのエンジン使用数は5基から4基に減らされ、風洞とCFDの使用もさらに制限。またテストも減少されることになり、プレシーズンテストはヨーロッパのみで実施。2015年は4日間のテストを3回、2016年は4日間のテストを2回まで減らされる。インシーズンテストも4回のテストが2回に減らされ、割り当てられた走行の半分を若手ドライバーに与えなければならない。パルクフェルメは、2015年から拡大され、予選ではなく、最終プラクティスの開始から適用される。また、金曜夜の外出禁止令も、2015年には7時間、2016年には8時間まで拡大される。タイヤブランケットの禁止は見送られたが、今後ホイールとタイヤサイズの拡大がレビューされる。