フェラーリは、2018年F1マシン『SF71H』のシェイクダウンを実施した。フェラーリは22日(木)にマラネロで新車『SF71H』を発表。昨年モデルのコンセプトを継続しつつも、ホイールベースを延長し、パッケージをスリム化し、サイドポッド周りのアグレッシブな処理をはじめ、細部を進化させたマシンに仕上がっている。
フェラーリは25日(日)、フィルミングデーを利用してバルセロナのカタロニア・サーキットでSF71Hのシェイクダウンを実施。100kmの走行制限のなか、セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンは50km走行を実施した。デモ用タイヤを装着して主にシステムチェックを目的に行われることが多いフィルミングデーでのシェイクダウンだが、報道ではすでに有望なパフォーマンスを発揮しているとされ、両ドライバー共に満足しており、すでに発表時とは異なる新しいパーツも導入。トラブルフリーのシェイクダウンはピットストップ練習で締めくくられたという。